生理痛の原因
2019/02/05
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女性の約7割が経験しているといわれる生理痛。
その生理痛の原因を考えてみましょう。
1.プロスタクランジンの分泌過剰によるもの
生理中にはプロスタグランジンというホルモンが分泌されます。
プロスタクランジンは子宮を収縮させて経血をスムーズに押し出す働きがありますが、それと同時に痛みを感じやすくさせる作用や血管を収縮させる作用があります。
生理前にはプロスタグランジンの分泌量が増えますが、過剰分泌すると、頭痛や腰痛、だるさ、冷え、胃腸の痛みや吐き気などの原因となります。
また、、子宮が十分に成熟していない若い女性は経血の出口である子宮口の周辺も硬くて狭いため、
排出しづらい経血を押し出すためにプロスタグランジンが過剰に分泌されることになります。
2.冷えとストレスによるもの
冷房などによって体が冷えると血行が悪くなり、お腹が張ったり、痛みを強く感じることがあります。
また、生活環境の変化や仕事のプレッシャーなどによってストレスのかかった生活が続くと、ホルモンや自律神経のバランスが崩れて血流が悪くなったりホルモン分泌の調整がうまくできなくなり、
生理痛の原因となります。
喫煙も全身の血管を収縮させるため、血行不良による生理痛の原因となります。
3.子宮の疾患によるもの
子宮内膜症や子宮筋腫などの疾患によっても生理痛が強まることがあります。
経血量が増えている場合や痛みが激しい場合は、一度婦人科でチェックしてもらうことをお勧めします。